雍也第六 121-150

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121 ()(のたま)わく、(よう)南面(なんめん)せしむべし。
122 (ちゅう)(きゅう)()(そう)伯子(はくし)()う。()(のたま)わく、()なり、(かん)なり。(ちゅう)(きゅう)()わく、(けい)()(かん)(おこな)い、(もっ)()(たみ)(のぞ)まば、(また)()ならずや。(かん)()(かん)(おこな)うは、(すなわ)大簡(だいかん)なること()からんや。()(のたま)わく、(よう)(げん)(しか)り。
123 哀公(あいこう)()う、弟子(でし)(たれ)(がく)(この)むと()す。孔子(こうし)(こた)えて(のたま)わく、(がん)(かい)なる(もの)()り、(がく)(この)めり。(いか)りを(うつ)さず、(あやま)ちを(ふたた)びせず。不幸(ふこう)短命(たんめい)にして()せり。(いま)(すなわ)()し。(いまだ)(がく)(この)(もの)()かざるなり。
124 ()()(せい)使(つかい)す。冉子(ぜんし)()(はは)(ため)(ぞく)()う。()(のたま)わく、(これ)()(あた)えよ。()さんことを()う。(のたま)わく、(これ)()(あた)えよ。冉子(ぜんし)(これ)(ぞく)()(へい)(あた)う。()(のたま)わく、(せき)(せい)()くや、()()()りて、軽裘(けいきゅう)()たり。(われ)(これ)()く、君子(くんし)(とぼ)しきを(すく)うて()めるに()がずと。
125 原思(げんし)(これ)(さい)たり。(これ)(ぞく)九百(きゅうひゃく)(あた)う。()す。()(のたま)わく、()かれ。(もっ)(なんじ)隣里(りんり)郷党(きょうとう)(あた)えんか。
126 ()(ちゅう)(きゅう)()いて(のたま)わく、()(ぎゅう)()(あか)くして()(つの)あらば、(もち)うること()からんと(ほっ)すと(いえど)も、山川(さんせん)()(これ)()てんや。
127 ()(のたま)わく、(かい)()(こころ)三月(さんがつ)(じん)(たが)わず。()()(すなわ)()(つき)(いた)るのみ。
128 ()康子(こうし)()う、(ちゅう)(ゆう)(まつりごと)(したが)わしむべきか。()(のたま)わく、(ゆう)()なり。(まつりごと)(したが)うに(おい)(なに)()らん。()わく、()(まつりごと)(したが)わしむべきか。(のたま)わく、()(たつ)なり。(まつりごと)(したが)うに(おい)(なに)()らん。()わく、(きゅう)(まつりごと)(したが)わしむべきか。(のたま)わく、(きゅう)(げい)あり。(まつりごし)(したが)うに(おい)(なに)()らん。
129 ()()閔子騫(びんしけん)をして()(さい)たらしめんとす。閔子騫曰(びんしけんいわく)く、()()(ため)()せよ。()(われ)(また)する(もの)あらば、(すなわ)(われ)(かなら)(ぶん)(ほとり)()らん。
130 (はく)(ぎゅう)(しつ)()り。()(これ)()う。(まど)より()()()りて(のたま)わく、(これ)(ほろ)ぼせり、(めい)なるかな。()(ひと)にして(しか)()(やまい)あるや、()(ひと)にして(しかも)()(やまい)あるや。
131 ()(のたま)わく、(けん)なるかな(かい)や。一箪(いったん)()一瓢(いっぴょう)(いん)陋巷(ろうこう)()り。(ひと)()(うれ)いに()えず、(かい)()(たの)しみを(あらた)めず。(けん)なるかな(かい)や。
132 (ぜん)(きゅう)()わく、()(みち)(よろこ)ばざるに(あら)ず、(ちから)()らざればなり。()(のたま)わく、(ちから)()らざる(もの)は、中道(ちゅうどう)にして(はい)す。(いま)(なんじ)(かぎ)れり。
133 ()()()()いて(のたま)わく、(なんじ)君子(くんし)(じゅ)()れ、小人(しょうじん)(じゅ)()()かれ。
134 子游(しゆう)()(じょう)(さい)たり。()(のたま)わく、(なんじ)(ひと)()たりや。(いわ)く、澹臺滅(たんだいめつ)(めい)なる(もの)あり。()くに(こみち)()らず、公事(こうじ)(あら)ざれば、(いまだ)(かつ)(えん)(しつ)(いた)らざるなり。
135 ()(のたま)わく、孟之(もうし)(はん)(ほこ)らず。(はし)りて殿(でん)す。(まさ)(もん)()らんとして、()(うま)(むち)うちて()わく、(あえ)(おく)るるに(あら)ざるなり。(うま)(すす)まざるなり。
136 ()(のたま)わく、祝鮀(しゅくだ)(ねい)()らずして、宋朝(そうちょう)()あるは、(かた)いかな、(いま)()(まぬが)れんこと。
137 ()(のたま)わく、(たれ)()()ずるに()()らざらん。(なん)()(みち)()ること()きや。
138 ()(のたま)わく、(しつ)(ぶん)()てば(すなわ)()(ぶん)(しつ)()てば(すなわ)()文質(ぶんしつ)(ひん)(ぴん)として、(しか)(のち)君子(くんし)なり。
139 ()(のたま)わく、(ひと)()くるや(なお)し。(これ)()いて()くるや、(さいわ)いにして(まぬが)るるなり。
140 ()(のたま)わく、(これ)()(もの)は、(これ)(このむ)(もの)()かず。(これ)(この)(もの)は、(これ)(たの)しむ(もの)()かず。
141 ()(のたま)わく、中人(ちゅうじん)以上(いじょう)には、(もっ)(かみ)(かた)るべきなり。中人(ちゅうじん)以下(いか)には、(もっ)(かみ)(かた)るべからざるなり。
142 樊遅(はんち)()()う。()(のたま)わく、(たみ)()(つと)め、鬼神(きしん)(けい)して(これ)(とお)ざく、()()うべし。(じん)()う。(のたま)わく、仁者(じんしゃ)(かた)きを(さき)にして()ることを(あと)にす、(じん)謂う()べし。
143 ()(のたま)わく、知者(ちしゃ)(みず)(たの)しみ、仁者(じんしゃ)(やま)(たの)しむ。知者(ちしゃ)(うご)き、仁者(じんしゃ)(しず)かなり。知者(ちしゃ)(たの)しみ、仁者(じんしゃ)寿(いのちなが)し。
144 ()(のたま)わく、(せい)一変(いっぺん)せば()(いた)らん。()一変(いっぺん)せば(みち)(いた)らん。
145 ()(のたま)わく、()()ならず。()ならんや、()ならんや。
146 (さい)()()うて()わく、仁者(じんしゃ)(これ)()げて、(せい)(じん)ありと(いう)(いえど)も、()(これ)(したが)わんや。()(のたま)わく、(なん)すれぞ()(しか)らん。君子(くんし)()かしむべきも、(おとしい)るべからざるなり。(あざむ)くべきも、()うべからざるなり。
147 ()(のたま)わく、君子(くんし)(ひろ)(ぶん)(まな)び、(これ)(やく)するに(れい)(もっ)てせば、(また)(もっ)(そむ)かざるべし。
148 ()南子(なんし)()る。()()(よろこ)ばず。夫子(ふうし)(これ)(ちか)いて(のたま)わく、()()なる(ところ)(もの)は、(てん)(これ)()たん。(てん)(これ)()たん。
149 ()(のたま)わく、中庸(ちゅうよう)(とく)たるや、()(いた)れるかな。(たみ)(すくな)きこと(ひさ)し。
150 ()(こう)()わく、()(ひろ)(たみ)(ほどこ)して、()(しゅう)(すく)()らば、何如(いかん)(じん)()うべきか。()(のたま)わく、(なん)(じん)(こと)とせん。(かなら)ずや(せい)か。(ぎょう)(しゅん)(なお)(これ)()めり。()仁者(じんしゃ)は、(おのれ)()たんと(ほっ)して(ひと)()て、(おのれ)(たっ)せんと(ほっ)して(ひと)(たっ)す。()(ちか)(たとえ)()る。(じん)(みち)()うべきのみ。
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学而第一 爲政第二 八佾第三 里仁第四
公冶長第五 雍也第六 述而第七 泰伯第八
子罕第九 郷黨第十 先進第十一 顔淵第十二
子路第十三 憲問第十四 衛靈公第十五 季子第十六
陽貨第十七 微子第十八 子張第十九 尭曰第二十