<はじめに> |
従来使用しておりました講義資料は、かなり社会経験を積んだ人を念頭において作成したものでありました為、中学生或は小学生が読んでも、さっぱり意味が
わからない内容であったかと思います。
そこで今回は、中学生以上であれば誰でも読んで理解できるようにまとめた
『新論語』を一本と、小学生向けに親子で楽しく学べる『子供論語』を一本の、
二本立てで講義を進めて行きたいと思います。
今迄の講義資料は、皆様の宝物として大切に保管しておいたらいかがでしょう。
今後、世に出ることはないかも知れませんし、当会存立の原点ですから。尚、講義は『新論語』・『子供論語』共通の「原文」・「読み下し文」から始まり、
以下
<新論語> は ⇒ 「通釈」「解説」「一言メッセージ」の順に進めます。
<子供論語>は ⇒ 「意訳」「親御さんへのメッセージ」の順になります。
小学生でも読めるように、読み下し文の漢字にはすべてルビをふりました。
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<子供論語について> |
@ |
「読み下し文」は、まず親御さんがゆっくり読誦(どくじゅ・・お腹の底から声を出して
読む)され、つぎに「ハイ!」の掛け声で、お子様と一緒に読誦してください。
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A |
「意訳」は、お子様が三年生以下の場合は、親御さんが読んであげてください。四年生以上の場合は、本人に大きな声で読ませてください。
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B |
「親御さんへ」は、親御さんへの私からのメッセージです。
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「論語に学ぶ会」 主監 高野大造 |
ホームページ管理人より
新論語の講義は、2003年(H15年)3月 に学而第一が始まり、2009年(H21年)9月に堯日第二十が終了いたしました
。高野先生が書かれた論語テキスト全篇をご紹介いたします。
論語の一章ずつを精読するのも良いですが、一つのテーマで論語を検索すると、思わぬ発見が
あります。 グーグルの検索機能をつけましたので、 「仁、義、礼、知、信、君子、小人、実践、徳、過ち、憂、勇、失意、悪む、恥ず、知らず」などの単語を入れて検索してください。
論語は偉大な
データーベースであることが、お分かりいただけると思います。
ただ、本文と一緒に、ページのタイトルも検索しますので「子路」と入れると「子路第十三」の各章がすべて出てきます。顔淵、子張も同様です。
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