「論語開眼」でもお話した通り、徳とは彳(てき)+直+心でありまして、率直な心で率直に生きる(行う)という意味であります。ですから、率直さを欠いていたら、そもそも徳など身に付かない。仁も義も礼も智も信も、すべては絵空事であります。ヒネクレた心で、仁だの義だの礼だの智だの信だのと日(のたま)った所で、そんなものは単なる言葉遊びに過ぎません。

純真・正直・従順・柔和・明朗・快活、これらはみな素直さを表現する言葉ですが、ヒネクレを表す言葉にはどんなものがあるでしょうか？

　　「愚痴」・云っても仕方がないことを云って嘆く、
　　「嫉妬」・自分よりも優れた者をねたみそねむ、
　　「猜疑」・人をそねみ疑う、
　　「偏狭」・偏って度量が狭い、
　　「強情」・頑固で意地っぱり、
　　「陰湿」・陰気でネクラ・・・、まだまだあるのでしょうが、

一言で云えば「イヤなヤツ」ってことでしょう。今の若い子は、こういうのを「サイテー！」って云うんでしょ？

社会党が没落したのは、彼らの行動原理が素直な社会正義に基づくものなんかではなく、嫉妬と猜疑と偏狭のヒネクレ根性にあることが、誰の目にも明らかになったからではないんですか？北朝鮮の拉致問題対する取り組み方をみれば、一目瞭然でしょう。国民に「サイテー！！」のレッテルを貼られたからでしょう！？

朝日新聞の発行部数が激減していると聞きますが、あれはもっと減りますよ。朝日を購読するのは、社会党員だけになりますよ、そのうちに。中国や北朝鮮の肩ばっかり持っているんですからね。朝日(あさひ)新聞などと云わずに、朝日(ちょうにち)新聞か反日(はんにち)新聞に社名を変えたらどうかね？ついでにテレビ朝日はテレビ正日(ジョンイル)に変えたらいいよ。