〔原文〕
子曰、賢者避世、其次避地。其次避色。其次避言。子曰、作者七人矣。
〔読み下し〕
子日わく、賢者は世を避く。其の次は地を避く。其の次は色を避く。その次は言を避く。子日わく、作す者七人。
〔通釈〕
孔子云う、「賢者は世が乱れた時にはさっさと隠退する。それでもやばければ亡命する。それでもやばければ禁欲する。それでもまだやばければ沈黙する」と。さらに、「私の知る所では、そのような人が七人いる」と云った。
〔解説〕
この七人については諸説あって、微子第十八478章に登場する、伯夷・叔斉・虞仲・夷逸・朱張・柳下恵・少連の七名ではないか?と思われますが、はっきりしません。
本章は通常はこのように訳しません。「其の次は」が三回繰り返されることから、上から順に四通りの賢者のタイプがあるとし、「一は世をのがれて隠れ棲む人。二は亡命する人。三は君主の顔色を見て去る人。四は諫言が入れられない場合に去る人」とするのが一般的ですが、伯夷と叔斉の場合は、四つ全部やって首陽山で餓死してしまう訳ですから、「其の次」を「それでもやばければ(危険ならば)」と解しました。
ただ、「色を辟く」が何とも分かりづらく、どう解釈したら良いか迷いましたが、現代でも、一応賢者とされる政治家が墓穴を掘る理由が決まって色欲であることから、「禁欲する」と訳させて頂きました。宇野宗佑も横山ノックも山崎拓も、皆色(いろ)で失脚しましたからね。考え過ぎかな?
〔子供論語 意訳〕
孔子様がおっしゃった、「何も悪いことをしていないのに、いやな噂を立てられたらどうするか?これはちょっと難しいぞ。先ず相手にしない。次は一旦その仲間(グループ)から離れる。その次は噂をたてられるようなことがなかったかを反省してみる。そして最後は反論せず沈黙を守る。こうやって二ヶ月も辛抱すれば、いやな噂はみんな忘れてしまう。これを、人の噂も七十五日というんだよ」と。
〔親御さんへ〕
「火の無い所に煙は立たぬ」とは云うけれど、噂を撒き散らしている人の頭がイカレている場合は、大変だろうね。蒲団叩きの騒音オバサンが収監されて静かになったと思ったら、今度は貼紙嫌がらせバアサンが名誉毀損で捕まった。
隠れて見張っていて、隣のオジサンが通りかかるといきなり防犯ベルを鳴らすそうだから、参ったでしょうな。手も握ったことがないのに、ワイセツ行為を受けた!と何十回も貼紙されたそうじゃないですか、実名入りで。本当は好きだったんじゃないのかねえ、隣のオジサンを。手位握ってやれば、こんなことにはならなかったかも知れない。触らぬ神に祟り無しと思って、避けていたのが裏目に出てしまったのかなあ?難しいね、頭の壊れた人を相手にするのは。
15年間も嫌がらせで苦しめられたというから、人の噂も5475日だった訳ですね。自分がもしそういう立場だったら、皆さんならどうします?ひっぱたいたら、こっちが訴えられますし・・・、引っ越しするのも癪だしねえ・・・、やっぱり警察に云うしかないのかな?
雅高だったらどうするかなあ?例によって野積橋から身を投げるかな、ジェシカバアサンの手を引いて。あのバアサン今林って云うんでしたっけ?今林は北京語でチンリンでしょう?「チンリン行こう!」ってことにでもなるのかねえ。
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