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原文
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作成日 2004年(平成16年)7月から11月 |
子與人歌而善、必使反之、而後和之。
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〔 読み下し 〕 |
子、人と歌いて善ければ、必ず之を反さしめて、而る後に之に和す。
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〔 通釈 〕 |
孔子は人と合唱して相手が善く歌えると、必ずもう一度一人で歌わせて、次には又声を合わせて歌った。
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〔 解説 〕 |
孔子の音楽センスは抜群だったようです。歌を教える際には、今でもこれと同じ方法がとられていますね。
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〔 子供論語 意訳 〕 |
孔子様が弟子達に歌を教える際には、まず一緒に合唱する。うまく歌えるようになると今度は一人で歌わせてみる。マスターすると又一緒に合唱する。こういう指導方法であった。
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〔 親御さんへ 〕 |
古代中国の音階は「五声(ごせい)」と云って、宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ち)・羽(う)の五音階から成り立っており、洋楽の音階でいうと、宮=ド・商=レ・角=ミ・徴=ソ・羽=ラの組み合わせで音楽が作られていたようです。当時の音階がどんなものかを知りたければ、「カモメの水兵さん」を歌ってみれば分かるでしょう。♪ドミソ〜ラソミドミソ ラドレ〜ミレドラソラ
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