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原文
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作成日 2004年(平成16年)7月から11月 |
子釣而不綱。弋不射宿。
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〔 読み下し 〕 |
子、釣して綱せず。弋して宿を射ず。
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〔 通釈 〕 |
孔子様は釣はしたが投網(とあみ)はやらなかった。また、飛んでいる鳥を弓で射ることはしたが、巣で休んでいる鳥はとらなかった。
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〔 解説 〕 |
孔子は六芸に通じておりましたから、射の腕前も確かだったのでしょう、飛んでいる鳥だけを狙ったというのですからね。弋(いぐるみ)とは、矢に糸や網をつけて、獲物に命中すると絡みつくように細工したもの。
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〔 子供論語 意訳 〕 |
孔子様は釣はしたが投網はやらなかった。また、飛んでいる鳥を弓で射ることはしたが、巣で休んでいる鳥はとらなかった。
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〔 親御さんへ 〕 |
孔子は飛んでいる鳥を射落としたとありましたので、どれ位の腕前なものかと知り合いの弓道家に聞いてみましたら、「止まっている的を射るのも難しいのに、飛んでいる鳥を射るなんてできる訳がないだろう!えっ?孔子はやったって?それはすごい!恐らく小型の弓で細長い矢を使ったんではないかな?それにしても孔子って人はすごいな!」との返事でありました。
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