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原文
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作成日 2005年(平成17年)3月から6月 |
子曰、主忠信、無友不如己者、過則勿憚改。
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〔 読み下し 〕 |
子日わく、忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無れ。過てば則ち改むるに憚ること勿れ。
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〔 通釈 〕 |
学而第一8章後段重出、その項を見よ。
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〔 解説 〕 |
学而第一8章後段と重複する文章ですが、編者が敢えてここに同一文章を持って来た理由として、二つのことが考えられます。
一は、孔子は「過てば則ち改むるに憚ること勿れ」と弟子達によく云って
いたのではないか?
二は、前章の結語「説(よろこ)びて繹(たず)ねず、従いて改めずんば、
吾之を如何ともするなきのみ」の関連文として入れたのではないか?
つまり、連続するこの二章を以て、反省−改過を強く訴えたかったのではないか?論語は孔子の孫弟子筋によって、最初に編集が始められたと云われますが、世間で云われるように確かに雑纂ではあるけれど、編者達の苦心の跡がそこここにうかがえます。編者の苦心を察してみるのも、論語を読む楽しみの一つではないでしょうか。
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〔 子供論語 意訳 〕 |
学而第一8章の後段と重複しておりますので、そちらをご覧下さい。
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