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原文
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作成日 2004年(平成16年)7月から11月 |
子曰、徳之不脩、學之不講、聞義不能徙、不善不能改、是吾憂也。
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〔 読み下し 〕 |
子日わく、徳の脩まらざる、学の講ぜざる、義を聞きて徙る能わざる、不善の改むる能わざる、是れ吾が憂なり。
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〔 通釈 〕 |
孔子云う、「徳が身につかないこと、学問が進まないこと、正しいことを聞きながら実行に移せないこと、善からぬことと知りながら改めることができないこと、この四つが私の憂える所である」と。
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〔 解説 〕 |
大聖孔子にしてこのような憂いがあったとは。孔子にこんなことを云われたら、周りにいた弟子達はどう返事をしてよいか、「そうですね」も云えないし、「ご謙遜を」とも云えないし、身の縮む思いがしたのではないでしょうか。
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〔 子供論語 意訳 〕 |
孔子様がおっしゃった、「素直な気持で人に接すること。一所懸命勉学に励むこと。正しいことを聞いたらすぐさま実行に移すこと。悪いところを改めること。この四つを日々心掛けなさい」と。
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〔 親御さんへ 〕 |
こんなこと当たり前じゃないか?と思われるかも知れませんが、これができたら達人、人間卒業なんですね。これができないから、何百回も何千回も人間やらされているんですよ、生まれ変わって。当たり前のことを当たり前にやるのが、実は一番難しいんですね。
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