佐々木さんからの寄稿

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靖国考 「日本人の気概とは」
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05-07-10  佐々木 薫

@結論から申して、今まで通り参拝するべし。

参拝をやめれば更に拗れる。小泉首相の答弁が、一国の宰相としては、一番適切な言い回しです。


A靖国参拝をやめたからと言っても中国、韓国の対応が変わるわけではない。


B内政干渉である。


幕末維新から大東亜戦争までの国難に殉じた英霊246万余柱を御祭神にして何が悪い。日本人の勝手だ。この様な問題解決に当たっては、当時の交渉に当たった日中両国とも誠に偉い。頭いい。何故なら、日中友好条約締結時に当時の高島条約局長や日本人政治家、高官、はたまた中国側交渉団は、将来また揉め事が起こることを予想していた節がある。だから、条約文に内政干渉はせず。との文言を付け加えた。のではないでしょうか。



Cその当事国とばかり話をするのではなく、国際世論を見方につけろ。仲間になる国を作ること。


戦後60年から今の政治家は、何も反省してないし。よって、成長していない。戦前の日本と同じではないか。過去を検証し、歴史から学べ。何が言いたいのか。要は、中国や韓国と話しているだけではなく、日本の立場を賛同してくれる国を探せ、作れと言うことです。

アメリカは、数回に亘って、靖国参拝を希望していました。記憶に新しいところでは、ブッシュ大統領がそうでしたよね。

戦前日本は、国際舞台において、孤立していったのは事実です。アメリカの横槍、満州事変、国際連盟からの脱退、そして、支那事変から東南アジアへ戦線拡大し、この大戦を大東亜戦争と命名するに至る。



D東京裁判は、国内では否定された。

この裁判の詭弁性、事後法による違法性を解き、日本人も呪縛から解かれなくてはならない。A級戦犯とは、何か。どのように規定されているのか。平和に対する罪、共同謀議。何なのか。平和に対する罪であれば、原爆を現実のものとしたアメリカの方が、よっぽど酷い。共同謀議なるものに関して、もはや、アメリカの共同謀議の方が明らかである。


E新しい追悼施設について無宗教でやる。と言う事の馬鹿さかげんもいい加減にしてもらいたい。

本来、文化、文明の礎は、人間が、よりよく生きよう。人の人たる所以は何処にあるのか。を説いた宗教にあって、向上心が、無くなれば人間ではなくなる事を意味している。宗教性、神秘性が無い追悼施設などに何の魅力を感じるであろうか。そこには、象徴たる威厳も無く、虚しいものが、抜け殻みたいなものが残るに過ぎない。


F歴史認識は、様々違いがあって当然と思え。

小生としては、歴史の事実、リアリズムに徹して検証すれば、どう見ても日本の正当性はあるのであるが、百歩譲って言った迄である。中国、韓国との間には、この先何百年も軋轢、摩擦があると思えば良い。だから、妥協は許されない。この状況の中で、経済の関係が成り立つ方が、両国にとっても緊張感があって良い。もし、これで中国人が、戦前のような狂信的排日運動が起これば、国際世論が黙っていないでしょう。

高野先生が、以前薦められた『ラルフタウンゼント著:暗黒大陸中国』で書いてある戦前の中国と同じあり、中国人も成長していない問題あると言わざるをえない。まあ今でもかなり問題であるが、バカは相手にしないのが一番である。

ヨーロッパ諸国が、いい例だ。だから中世において、政略結婚が盛んだったではないか。例:マリーアントワネットとか。

以上